マンジャロの正しい打ち方を医師がわかりやすく解説!皮膚はつままずに垂直に打つのが基本。注射の手順から後処理まで詳しく紹介。さらに痛み対策やおすすめの部位、失敗しないための注意点も解説。動画付きで初心者の方も理解しやすい内容です。

マンジャロってどんな薬?
血糖値と体重にアプローチする週1回の自己注射薬

マンジャロは、2型糖尿病体と体重管理でFEAF承認されている治療薬として承認されている、週に1回ご自身で注射するタイプのお薬です。
このお薬の大きな特徴は、血糖値を下げる働きを持つ「GIP」と「GLP-1」という2つのホルモンに作用する、世界で初めて承認された「GIP/GLP-1受容体作動薬」である点です。これまでのGLP-1受容体作動薬が1つのホルモンに作用していたのに対し、マンジャロは2つの異なる仕組みでアプローチできるため、画期的なお薬として注目されています。
また、マンジャロは血糖値をコントロールする効果に加えて、脳に働きかけて、食欲を自然に抑える作用が報告されています。そのため、無理な食事制限をすることなく、食事量のコントロールがしやすくなり、ダイエット効果が期待できるとされています。
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マンジャロの正しい打ち方!皮膚はつまんで打つの?打ち方の動画も紹介!
「準備 → 注射 → 後処理」の流れを守ること

「自分で注射する」と聞くと、少し不安に感じてしまうかもしれませんが、マンジャロの注射は全体の流れがとてもシンプルで、決して難しくありません。
注射の一連の流れは、大きく分けて以下の3つのステップで完了します。
- 注射前の準備
- 注射本番
- 注射後の後処理
この記事では、この3つの流れに沿って各ステップを写真やイラストを交えながら詳しく解説していきます。
一つひとつの手順を確認しながら進めれば、どなたでも落ち着いて安全に注射を終えることができますので、安心してくださいね。
失敗回避のコツ丨皮膚はつままずに垂直に押し当てる

マンジャロの注射を成功させる最も重要なコツは、注射する部分の皮膚をつままないことです。マンジャロの注入器は、皮膚をつままずに平らな面に押し当てるだけで、針が適切な深さに届くように設計されています。
もし皮膚をつまんでしまうと、注入器の土台が不安定になってしまい、注射の途中で針がずれてしまう可能性があります。その結果、薬液が皮膚の外に漏れてしまい、正しく投与できないことがあるため注意が必要です。
動画丨マンジャロの正しい打ち方を動画で確認しよう
はじめての方ほど、実際の手順や操作方法を【正しい使用方法の動画】で確認するのがいちばん分かりやすいです。製造販売元の日本イーライリリー社が公開する公式動画なら、手順や注意点を正しく確認できます。
動画で一連の流れ(準備 → 注射 → 後処理)をつかんでから、本文のステップ解説を読み直すと、失敗しやすいポイントが事前に把握できて安心です。
イーライリリー社の使い方公式動画はこちら
13秒で確認できる使い方の動画はこちら
※こちらは簡易的な動画でございます。正しい使い方に関しては、マンジャロの正しい打ち方:イーライリリー社をご確認ください。
【準備】マンジャロ注射前の準備を3ステップで解説!
1. 手洗いと注射部位の消毒を行う

注射前の準備として、最初に石鹸と流水で手指を隅々までしっかり洗いましょう。感染症を防ぐためです。
次に注射する部位を消毒します。マンクリからお届けするキットにも専門のアルコール綿が同梱されていますので、そちらを使いましょう。
消毒する際は、注射する場所の中心から外側に向かって、円を描くようにやさしく拭き、清潔にします。
2. お薬と薬液の状態を確認する(変色・濁りチェック)
以下の点を目視でチェックし、一つでも当てはまるものがあれば使用せず、処方された医療機関に連絡してください。
- 使用期限の確認:
注射器のラベルに記載されている使用期限を必ず確認します。期限が切れたお薬は、本来の効果が期待できないだけでなく、成分が変質している可能性があります。 - 処方された容量(mg)の確認:
処方された量と注射器に記載されている量が一致しているかを確認します。間違った量を投与することを防ぎます。 - 薬液の色と透明度の確認:
窓から見える薬液の状態を確認します。正常な薬液は「無色透明」ですが、わずかに黄色がかっている場合もあります。明らかに色が違ったり、濁っていたり、何か浮遊物が見えたりする場合は、変質や汚染のサインです。 - 凍結していないかの確認:
保管中に誤って凍結させてしまった薬剤は、成分が変化しているおそれがあるため使用できません。 - 保管時の注意:
冷蔵庫内でも、冷却器付近を避けて保管してください。
3. 打つ場所を決める(お腹・太もも)
マンジャロを注射できる部位は、「腹部(お腹)」、「大腿部(太もも)」、「上腕部(二の腕)」の3箇所です。
ただし、上腕部(二の腕)の自己注射はNGです。注射指導を受けた方のみ注射していただけます。安全に注射するために、以下のルールを必ず守ってください。
- ご自身で注射する場合: 「腹部(お腹)」または「大腿部(太もも)」のどちらかを選んでください。
- 注射訓練を受けた方に注射してもらう場合: 上記の2箇所に加えて「上腕部(うで)」も選択可能です。ご自身で上腕部に正確に注射するのは難しいため、必ず指導を受けた方に操作してもらってください。
補足丨最も痛みが少なく打ちやすいのは「お腹」

初めての方や痛みに弱い方は、お腹(腹部)がおすすめです。腹部は皮下脂肪が比較的厚く、痛みを感じる神経も少なめといわれており、針が筋肉に触れにくい分、チクッとした刺激が出にくい傾向があります。
視界に入れやすく、両手で安定させながら垂直にしっかり押し当てる動作もしやすいため、初心者でも落ち着いて操作できます。
実践のコツ
- いすに浅く腰かけ、お腹の力を抜く
- 常温に戻してから注射すると痛みを感じにくくなります
- 鏡で位置を確認し、同じ場所に繰り返し打たない(少しずつ位置をずらす)
- 赤み・傷・しこり・湿疹のあるところ、おへそ周りは避ける。(おへそから指2本以内)
こうしたポイントを意識すると、痛みや打ち損じのリスクを下げやすくなります。
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【注射】マンジャロの正しい打ち方を4ステップ解説!
1. 冷蔵庫から取り出した後は、開封せずに15〜30分常温で戻す
マンジャロを冷蔵庫から取り出した後は、すぐに注射せず、開封せずに15〜30分ほど室温に置いてから使用してください。
薬液は冷えていると粘度が高くなる性質があります。適切な温度に戻すことで、薬液がスムーズに注入され、より正確な投与につながります。
また、冷えたまま注射すると痛みを感じやすいため、常温に戻してから注射するほうが負担も少なく安心です。
このように、注射前に常温に戻す一手間は、安全で快適な治療を行うための大切なポイントです。
2. 灰色のキャップを取り外し、緑色の目印がロック位置にあるか確認


まず、注射器本体をしっかりと持ち、灰色のキャップをねじらずにまっすぐ下に引き抜いてください。安全のため、一度取り外したキャップは絶対にもう一度取り付けないようにしましょう。
次に、注射器の透明な土台部分を見て、緑色の目印が「ロックマーク(鍵の絵)」の位置にあることを確認します。
誤操作を防ぐため、この段階ではまだロックを解除せず、皮膚に当てる直前までこの状態を保ってください。
3. 透明の側面を皮膚にあてて、ロックを回して解除

注射器の透明な底面(側面の広い透明部)を、皮膚に対して垂直にしっかり押し当てます。このとき皮膚はつままないでください。面でしっかり密着させることで、針がぶれにくく、薬液がまっすぐ皮下に入ります。
密着させた状態を保ちながら、緑色のロックリングを「解除」の方向に止まるまで回してロックを解除します。
ここで手を離してしまうと位置がずれやすいので、透明の底面は皮膚に押し当てたまま操作しましょう。
4. 注入ボタンを押し続け、2回目のカチッと音で完了(最長10秒ほど)

ロック解除後、紫色の注入ボタンをまっすぐ押し続けます。押し始めてすぐに1回目の「カチッ」という音が鳴り、これは注入開始の合図です。
2回目の「カチッ」という音(注入完了の合図)が聞こえるまで、注射器を皮膚に押し当てたままボタンを押し続けてください。 目安は約3〜10秒です。途中で離すと、薬液が入れ切れず漏れる原因になります。
2回目の「カチッ」という音がはっきりと聞こえたことを確認してから、ペンを皮膚から離してください。
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【後処理】マンジャロ注射後の処理と廃棄方法
1. 針を抜いたらアルコール綿で注射部位を軽く押さえる

注射が終わり、ペンを皮膚から離したら、清潔なアルコール綿で注射した場所をやさしく押さえましょう。
微量の出血を止め、注射部位を清潔に保つための基本ケアです。こする必要はありません。やさしく「当てる」感覚でOKです。
補足丨出血した場合は30秒ほどアルコール綿で軽く圧迫する
注射した場所から、じわっと少量の出血が見られることがあります。これは注射針の先端が皮膚の表面近くにある細い血管(毛細血管)に偶然触れただけで、特に心配はいりません。
もし出血した場合は、清潔なアルコール綿やティッシュなどで30秒ほど軽く押さえて圧迫しましょう。
2. 使用済み注射器は針が貫通しない固い容器に入れて廃棄する
使用済みの注射器は、ご家族やごみ収集の作業員の方が誤って針で怪我をしないよう、安全な方法で廃棄することが大切です。ご家庭では、以下の手順で安全に処分してください。
廃棄するまでは、お子様やペットが触れない場所で管理してください。
- 注射後、針が本体にしっかり収納され、外に飛び出ていないことを必ず確認します。
- 牛乳パックや硬いプラスチック製の空き容器、ペットボトルなど、針が外に突きでない頑丈な容器に使用済み注射器を入れます。
- 容器のフタが運搬中に簡単に開かないように、ガムテープなどでしっかりと密閉してください。
- 準備ができたら、お住まいの自治体が指定する方法に従い、「可燃ごみ」として通常のゴミ袋に入れて廃棄します。
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マンジャロ注射で失敗しないための注意点3つ
1. 避けるべき部位は「おへそ周り・硬い部分・アザがある部位」
確実に薬液を皮下へ届けるために、注射を避けるべき場所があります。下記を確認し、当てはまる場合は別の部位へ変更しましょう。
- おへその周り(約5cm以内):
基本的には、おへそ周り(約5cm)の注射は避けるのが望ましいとされています。そのため、おへそから指2本分以上離れた位置に打つことが推奨されています。
製薬メーカーから明確な禁止指示はありませんが、おへその周囲は繊維組織や細い血管が多く、理論上は避けた方が効果が安定しやすいとされています。 - 皮膚が硬い・しこりがある場所(硬結):
過去の注射などでできた硬い部分は、薬が均一に広がりにくく、効果が弱まる可能性があります。触ってみて硬さ・しこりを感じたら避けてください。 - 傷・あざ・発疹・かぶれなどの皮膚トラブルがある場所:
痛みが強く出やすく、感染リスクも高まります。赤みや湿疹がある場合も、皮膚が落ち着くまで別の場所を選びます。
2. マンジャロを打つ時は皮膚をつままない

失敗しないためのいちばんのコツは、皮膚をつままず、注射器の透明な底面を垂直にしっかり押し当てることです。
つまむと土台が不安定になり、針が斜めに入って液漏れや入れ切れない原因になりやすくなります。面で密着させたまま、落ち着いて操作しましょう。
3. 注射部位は毎回ローテーションして、位置を数センチずらすのが基本
注射は毎回、同じ部位でも位置を数センチずらすことが大切です。同じ場所に続けて打つと、皮膚の下の脂肪が硬くなったり(硬結)、へこんだりして薬の吸収が悪くなることがあります。見た目のトラブルや痛みの原因にもなるため注意しましょう。
- お腹に打つとき:前回の場所から指2〜3本分ずらす
- 左右の交互:右腹→左腹→右腹…とローテーション
- 太ももに打つとき:前回と反対側、または上下に位置をずらす
つまり「毎回違う部位にしなければいけない」わけではなく、同じ部位でも必ず位置を数センチずらすことがポイントです。
【忘れないコツ】
その日の場所をスマホのメモや図で記録しておくと、重なりを防ぎやすいです。
小さな工夫で皮膚トラブルを避け、安定した効果につながります。
マンジャロを失敗したときの対応は?打ち直しは厳禁!
1. 薬液が漏れた・針が浅かった場合の対応
機器の初期不良が疑われるケースもあります。処方された医療機関へ連絡し、状況(漏れの有無・音の回数・残量表示など)を伝えて指示を受けてください。使用済みであっても、ペンやロット番号は手元に控えておくとスムーズです。
【最重要】
注射に失敗したと思っても、新しい注射器での“打ち直し”(追加投与)は絶対にしないでください。
過量投与となり、思わぬ副作用が強く出るおそれがあります。自己判断での再投与は避けましょう。
追加で打ってしまうと、吐き気・嘔吐などの副作用が強まるほか、低血糖のリスクが高まる可能性があります。不安でもその日の再投与は行わないことが安全です。
正しい対応は、その日の注射は中止し、次の投与予定日に通常どおり1回分を注射することです。スケジュールは勝手に前倒し・後ろ倒しせず、もともとの週1回のリズムを維持してください。
2. 不安な場合は再投与せず、必ず処方された医療機関に相談しよう

「本当に入ったか分からない」「操作を間違えたかも」など少しでも不安があるときは、自己判断をせず、処方元の病院・クリニック、または薬局に電話して指示をあおぎましょう。
再投与や独自の調整は避け、専門家の案内に従うのが安全です。
連絡時は、投与予定日・投与量・行った操作の手順・聞こえた「カチッ」の回数、薬液の漏れや皮膚の状態などを伝えると、必要な対応が早く決まります。
症状が強い・不安が続く場合もまずは医療機関に相談してください。
マンジャロ専門オンラインクリニック「マンクリ」ではLINEで医師に相談できる

注射の失敗や使い方について不安になったとき、すぐに相談できる場所があると心強いですよね。マンジャロ専門オンラインクリニック「マンクリ」は、医療機関が運営するオンライン診療サービスで、マンジャロ治療中の患者さまをサポートしています。
「マンクリ」は、LINE相談・オンライン診療から医師へご相談が可能です。スマホがあれば、ご自宅など好きな場所からいつでも受診いただけます。
マンジャロに特化したクリニックだからこそ、診察を担当する医師はマンジャロの知識が豊富です。ご利用の患者さまのほとんどがマンジャロを初めて使用される方ですので、ささいな疑問や不安も気兼ねなくご相談いただけます。
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マンジャロを打つタイミングはいつが良い?
週1回、同じ曜日・時間帯に打つのが基本

マンジャロは、週に1回、毎週決まった曜日に注射するお薬です。注射を忘れないように、「毎週日曜日の朝」や「仕事が休みの土曜日の夜」など、ご自身の生活サイクルに合わせて投与するタイミングを決めて習慣にすることをおすすめします。
食事のタイミング(食前・食後)に効果が左右されることはないため、いつでもご自身の都合の良い時間に注射できるのも、マンジャ-ロが続けやすい特徴の一つです。
マンジャロ専門オンラインクリニック「マンクリ」では、患者さまが投与スケジュールを管理しやすくなるチェック表を同梱していますので、ぜひご活用ください。
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打ち忘れ時の正しいリカバリー方法
週に1回の注射は、忙しいとつい忘れてしまうこともあるかもしれません。もし打ち忘れた場合でも、慌てずに対応しましょう。
体重管理を目的としてマンジャロを使用する場合、当院では安全性を最優先し、注射の間隔が1週間未満になることを避けるようお願いしています。7日未満の短い間隔で投与を行うと、低血糖などの副作用のリスクが高まる可能性があるためです。
もし注射を忘れてしまった場合は、最後に注射した日から1週間以上あけて次の注射を行い、その日を新たな基準として、翌週から同じ曜日に注射を続けてください。
※マンジャロを2型糖尿病治療で用いる場合は、予定日から3日(72時間)以内であれば気づいた時点ですぐに注射し、次の注射は元々の予定通りに行う、という方法が公式に示されています。しかし、体重管理目的ではこの方法の安全性は検証されていないため、自己判断で真似しないようにしてください。
マンジャロの打ち方についてよくある質問4つ
1. マンジャロの注射って痛い?痛くない打ち方を知りたい
「注射=痛い」というイメージがあるかもしれませんが、マンジャロの注入器は痛みを最小限にする設計がとられています。日々の自己注射に慣れてくると、「思ったより痛くない」と感じる方が多いです。
痛みを抑えるための設計
- 針が非常に細い
髪の毛ほどの細さとも表現される極細針を採用。刺入時の刺激が小さく、チクッとした痛みを感じにくいのが特長です。 - 針の挿入が一瞬で終わる
バネの力で自動的に素早く刺入される仕組みのため、ためらいによる痛みや“手で刺すときのブレ”が起きにくくなります。
さらに痛みを減らすコツ
- 消毒後は完全に乾いてから刺す
アルコールが残ったまま刺すとしみるような痛みの原因になります。数十秒ほど待って、乾いてから注射しましょう。 - 体の力を抜き、リラックスする
筋肉に力が入っていると痛みを感じやすくなります。イスに浅く座ってお腹の力を抜く/太ももは力を抜くなど、落ち着いた姿勢で行いましょう。 - 注射前に未開封のマンジャロを常温に戻す
冷蔵庫から取り出した後、15分〜30分未開封で常温に置くことで、注射時の痛みを減らせます。
上記を押さえるだけで、日常的に続けやすい注射になります。最初は不安でも、手順に慣れるとスムーズに行えるようになります。
2. マンジャロは打つ場所によって効果は変わる?

結論から言うと、お腹・太もも・うで(上腕部)のどこに注射しても、マンジャロの効果に臨床的に意味のある差はないと報告されています。
これらの部位は、いずれも薬液を吸収するための皮下脂肪が十分にあるため、どこに打っても成分が適切に血中に取り込まれるように設計・確認されています。
したがって、効果の違いを気にする必要はありません。ご自身が最も操作しやすく、続けやすいと感じる場所を選んでください。ただし、うで(上腕部)への注射はご自身では難しいため、必ず指導を受けた方に打ってもらうようにしましょう。
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3. マンジャロを打つ時間帯のおすすめは?

マンジャロを注射する時間帯について、医学的に「この時間が最も効果的」という決まりはなく、朝・昼・夜、いつでもご自身の都合の良い時間に注射して問題ありません。
一部の使用者の方からは「注射して2〜3時間後くらいに食欲が落ち着いてくる」という声も聞かれるため、もし夕食の量を抑えたいといった目的があれば、それに合わせて午後に注射するなどの工夫は可能です。
しかし、時間帯を調整することよりも最も重要なのは、「週に1回、忘れずに続けること」です。「毎朝の食後」や「就寝前」など、ご自身の生活スタイルの中で最も習慣化しやすい時間を「マイ・ルール」として決めてしまうのが、無理なく治療を続ける一番のコツです。

4. マンジャロを打った後、痛い。どうすればいい?
- まずは一時的な症状か様子を見る
注射した場所が後から少し痛んだり、赤みを帯びたり、小さなあざ(内出血)になったりすることは珍しくありません。これらの症状のほとんどは一時的なもので、通常は数時間から数日で自然に消えていきますので、まずは落ち着いて様子を見てください。
もし痛みが気になる場合は、清潔なタオルで包んだ保冷剤などで優しく冷やすと、症状が和らぐことがあります。
- 医師への相談を検討すべきケース
ただし、以下のような症状が見られる場合は、自己判断で様子を見続けず、処方元の医師に相談することを検討してください。
・痛みが長時間続く
・または時間とともにどんどん強くなる場合
・腫れや赤みが広範囲に広がる
・熱を持っている場合
・じんましんなど、アレルギー反応を疑う症状が出た場合
まとめ丨マンジャロの正しい打ち方を確認して安全に利用しよう

この記事では、マンジャロ注射の準備から実際の打ち方、後処理、そして失敗しないための注意点まで、一連の流れを詳しく解説しました。正しい使い方を一つひとつ確認し、実践することが、安全で効果的な治療の第一歩となります。
手順通りに行っても、最初のうちは「これで合っているかな?」と不安に思う瞬間があるかもしれません。そのような時は、決して自己判断で使い方を変えたりせず、専門家である医師に相談することが最も安全で安心できる方法です。
マンジャロ専門オンラインクリニックの「マンクリ」は、オンラインで全国どこにお住まいの方でも診療・相談が可能です。治療に関する疑問や不安があれば、いつでもお気軽にご相談ください。
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